2001/8/25(土)オマケ
0泊2日乗鞍スカイライン ご来光ツーリング

 最近、乗鞍スカイラインが来年からマイカー規制がかかるという噂が流れておりますが、ホントはどうなんでしょう?もし、噂が本当なら今年中に行かなくては・・・というわけで行って参りました0泊2日?の強行ツーリングで〜す。今回は時間との勝負・・・てな訳でタイムテーブルごとにレポート書いてみました。時間を想像しながらお楽しみください。きっと眠くなるでしょう・・・

出発 8/24 Pm10:00
 ご来光をついでに拝んでしまおうと言うわけで午後10時、出発した。メンバーはオイラとプーさんの2人。あまりメンバーが多いと辛いかなと思い、2人で内緒で(皆さんゴメンナサイ)出発です。ルートは23号〜1号〜41号〜高山〜158号〜乗鞍スカイライン、ごく普通に何の芸もないルートです。オイラは出発時に70kmくらい走った後だったので下呂の手前で給油。このまま行けば3時には乗鞍スカイライン入口に到着するかな・・・っぽい感じでした。ココまで130km、高山あたりで給油すればイイかなとプーさんは給油を見送り、一路宮峠を越え、高山へ向かったのです。

高山コンビニにて 8/25 Am2:00
 さて、高山へ入りスタンドは無いかなと探す二人。しかし、一向にスタンドが無い!!コンビニで聞けばわかるかと思い、とりあえずコンビニへ。若干、「お腹がすいたなあ〜」てな訳でサンドイッチとコーヒーを買い、店長らしきおじさんに聞く。
「すいません、どっかこの辺りで今開いてるスタンドってありますか・・・?」
その問いにおじさんはこう答えた
「あぁ、この辺りには無いよ。ココから25kmくらい下呂に向かったところにあるけどねぇ」
「へぇぇぇ〜・・・に・・・にじゅうごきろ!?・・・」
二人は呆然とした。しかもよりによって「戻る」とは・・・負けず嫌いの二人である。「戻る」とか、「遅い」とか、マイナス指向の言葉が嫌いなのである。だがしかし、ガスが無くては走れない。結局サンドイッチとコーヒーを胃に流し込み、戻った。心なしか走行ペースが上がった気がした・・・。

待望のスタンド 8/25 Am2:35
 待望のスタンドに到着した。気のせいか30キロ以上走った気がする。給油を済ませ、寒いのでカッパを着る。オイラはTシャツにメッシュのジャケット。乗鞍を舐めきった格好である。プーさんはロングTシャツに秋冬のツーリングジャケット。オイラよりは「まし」である。が、気温は18度。夜風は身に染みる・・・給油を済ませ、再び高山へと向かった。

乗鞍スカイラインに到着 8/25 Am4:05
 やっと着いた乗鞍スカイラインの入口。予定をきっちり1時間遅れていた。乗鞍のまっ暗のワインディングを飛ばす2台。オイラはステップを擦り、火花が出ている(らしい、オイラは見えないからね)そんな訳で、徐々に明るくなり始めた頃、頂上の「畳平」へ到着した。日の出スポットらしき駐車場にバイクを止め、寒さに震える手でコーヒーを沸かす。至福の一杯。コーヒー豆を入れる手が震え、思わずドバッと入った。うん、めっちゃ濃いコーヒーだ。隣の車ではカップルが楽しそうに話をしている・・・羨ましい。

ご来光タ〜イム 8/25 Am5:15
 いよいよご来光の時間が近づいて来た。だんだん雲が赤く染まりはじめ、神秘的な時間がやってきた。そして雲の合間から赤く小さな光が見え始め、一気に大きな光となって現われた。オイラとプーさんはしきりに写真を撮りまくった。太陽がその姿を全て見せるまで約30分ほどか?時間を忘れてシャッターを押していた。

朝?ごはん 8/25 Am6:00
 相変わらず寒い。二人は何処か暖かい場所を求めて駐車場に隣接する食堂に入った。ほぼ満席だ。となりに座ったファミリーのそばがおいしそうに見えてついつい食べてしまう。お腹が満たされて眠くなる。何処かで寝ないと体が持たない・・・寝る場所を探し畳平の駐車場をうろうろする二人。どう見ても怪しすぎる・・・結局寝る場所に巡り合えず、とりあえず山を降りることに決めた。畳平〜乗鞍高原の御岳乗鞍線のゲートオープンは7時。ちょうど良いタイミングでオープン。遅い車に絡まれるとイヤなので一気に下る。強烈なワインディングが続く。面白い。オイラはまたまたステップを擦りながら飛ばす。快感だ。しばらくすると乗鞍高原温泉の町並?が見え始めた。

温泉!!! 8/25 Am7:40
 一旦バイクを止め、温泉&仮眠場所を探すべく、うろうろ歩いた。そして「天然温泉」の文字に吸い寄せられるように一軒の旅館に入った。入口には「日帰り入浴は朝11時から夕方5時まで」の貼紙がしてあったが気にせずフロントのお姉ちゃんに聞いた「あのぉ〜、温泉って入らせてもらえないですかねえ・・・?」以外にもお姉さんは快い返事を返してくれた「あぁ、良いですよ。2名様ですね。まだ昨日のままで掃除がしてないですけど・・・」ラッキーだ!ついでに聞いてみた「あのぉ〜、仮眠できる場所とかお借りできないですかねえ・・・?」さすがにこの問いにはしばらく間が空いて、「チョットそういう場所は無いですねえ」無理も無い。寝る場所は諦めて温泉に入ることにした。乗鞍高原温泉の湯は15年ぶりくらいだった。その時は良いお湯だなあぐらいにしか思わなかったが今回入って更に好感触!ホント、良い湯です。これまた時間を忘れてまったりとした時間を過ごしたのです。

寝るぞっ 8/25 Am9:35
 さて、寝ないと体が・・・二人は練る場所を探すべく、再びバイクを走らせた。昼には安曇郡堀金村の「頑固庵」のそばが食べたかったので158号を松本方面に向かった。途中「道の駅 風穴の里」でバイクを止め寝る場所を探した、そして・・・ついにベストポジションを発見。そこはギャラリーか何かの縁側だった。完璧なシュチュエーション!!だが、バイクを移動し、さて寝る準備・・・と思った瞬間ギャラリーの方が見えてNGを食らった。近くに寝られる場所は無いかと聞いたところ、近くにダムがありそこの公園ならいいんじゃないかと教えてもらい早速向かう。するとこれまた素晴らしい場所!!二人は早速木陰に陣取り寝た。爆睡。おやすみ〜

頑固庵へ行くぞっ 8/25 Am11:50
目を覚ますとプーさんは起きていた。暑さのため、一時間くらいしか寝られなかったらしい。オイラはきっちり2時間爆睡した。早速出発、158号から安曇野広域農道をとおり、無事頑固庵へと到着した。

おいしいそばに大満足 8/25 Pm12:45
 早速オイラはもりそば、プーさんは天麩羅ざるそばを注文。至福のランチタイムを迎えた。頑固庵はこれで4回目の登場だ。そばをすすっていると親父さんが出てきて「サンダンスの方ですよね」と声を掛けられた。「はい、その通りです」しばらく山登りとか山菜の話で盛り上がり楽しい時が過ごせた。ツーリング先でこうして知り合いになったお店の方とかいると、ホント嬉しいんですよね。感謝、感謝。さて何処へ行こうかなと考えていると親切にも温泉を紹介してくださった。そこは去年、温泉がわき出したらしく、まだ地元の人しか来ないようなひっそりとした温泉だとの事。場所を教えていただき早速向かうことに決めた。

再び温泉タ〜イム 8/25 Pm2:15
 そこの温泉は158号沿いにあった。小さな看板を目印に橋を渡るとひっそりとたたずんでいた。施設は新しくキレイである。その名も「竜島温泉 せせらぎの湯」400円の料金は安い!しかも休憩所は畳で仮眠に最適!!お茶も無料!!泉温41.3度まさに加温もしてない、もちろん循環も・・・しかもPH9の強烈なアルカリ泉。魅力です。最高です。露天風呂は総ひのき造りで泉質によりヌルヌル・・・お肌もすべすべです。しっかりお湯を楽しみ、休憩所で牛乳(プーさんはイチゴ、オイラはかりん!)を飲み、案の定、爆睡。気がついたら午後4時を過ぎていた。

そろそろ帰ろかな 8/25 Pm4:15
 爆睡から目覚め、温泉を後にする二人。帰りのルートを考えた結果、奈川〜薮原〜19号〜中津川〜豊田〜刈谷に決定。再びワインディングを爆走。一旦19号「道の駅 大桑」でラーメンをすすり、中津川へ。恵那の渋滞を避け363号へ、初めてのルートにチャレンジ!しかしこれが凄いワインディング(つーか、お化けの出そうな山の森の中を走るルート。アンビリーバボー心霊コーナーっぽいです。マジ怖い!)あとチョット時間が遅かったりしたら絶対走りたくないです。(夕方6時すぎでも木に光が遮られて暗く湿っぽい)

ふう〜やっとココまで来ました!! 8/25 Pm7:30
 さて、始めての363ルートを抜け、257号へ出た二人。そのまま南下「道の駅 ラフォーレ福寿の里」で一旦休憩、ルートの確認。やっと射程圏内に入りました。ココまで来れば帰って来たも同然!!とは言えまだ100kmくらいありますが・・・さらに南下し稲武町で153へ。伊勢神、香嵐渓を抜け豊田を抜け一気に刈谷まで帰って来たのです。

到着! 8/25 Pm9:05
 やっとの思いで到着。今日はサンダンにビーマーさんが飲みに来るとのことで早速準備。サンダンスへGO!、ヘロヘロになりながら夜は更けていったのでした。

(本日?の走行距離631km、はっきり言って爆走モード全開っス。睡眠時間2時間、辛いっス。そして翌日もツーリングなのだっ、過酷なスケジュール!!!)