2001/4/18〜19(金)ソロツーリング
高遠桜と白馬温泉の旅

プロローグ
 結婚して半年、独身最後のソロツーリング去年10月。詳細はこちらをご覧下さい)以来もうソロで泊まりでツーリングなんてもうできない(そう言いながらいつか一週間位行きたいな、といつも思う)なあなんて思っていたらある日よっしー(奥さん)がオイラに言った。

 
よっしー「来月、なんだけど呉服屋さんの温泉旅行に招待してもらえるみたいなんで実家のお母さんと一緒に行ってきてもいい、、、?」
 
オイラ、心の中で「神様は居た!こりゃチャンスだ!」言葉「えっそうなの?で、何処に行くの?いつ?」
 
よっしー熱海なんだけど、ホテルニューアカオっていうホテルにご招待なんだけど、、ねえ、行ってもいい?」
 
オイラ、心の中で「会ったり前ジャン!行くんなら2泊でも3泊でも行っといで!」言葉で「へぇー、そうなんだ。アカオって言ったら、高級ホテルじゃん。こんな事めったに無いし、折角だから行ってきたら?たまには、お母さんもゆっくりしたいだろうし」
 
よっしー「ホント?じゃあお母さんにOK出しとくね。ありがとう」
 
オイラ、心の中で「やったーこうなりゃ早速、本買ってこなくちゃ、タンクバッグはこの前買ったし、タイヤがチョット心配だけど、あっ奥さんのモンスター900借りていこうか、うーんどうしよう?まあいいかタイミング見てお願いしてみよう。4月だし、そうだ、だ!どうせなら高遠の桜が見たいなあ。あ、あと、、、(永遠に続く)言葉で「うん、折角だから楽しんで行っておいで

かくしてオイラのソロツーリングの夢は一応、現実となった。


4/18(水)
出 発
 前の晩、高まる気持ちを抑え、何げに仕事を終え、夜1時頃帰宅した(オイラは飲み屋をやっているんで夜遅い。店は4時までやっていたりする)準備は万全、と言いたいところだけど実際は何をもって行くか、何を着て行くか?全く準備してなかった。しかもルートも決めてない!インターネットで高遠桜の状況を確認すると何と超!満開!!おぅ!これは感動的だア!まるでオイラを歓迎してる見たいジャン。ということは、えーと6時に出発して下道で行くとウンkmだから、、、ぶつぶつ、、、、、、、、  気がつくと時刻は3時を回っていた。ありゃりゃ。これはまずい。寝なくては、、まあ行き先は決まったし、何となくルートも決まったんでまあいいか。と言うわけで寝た。というか実際は、、寝れなかった。これじゃまるで遠足前の小学生ジャン。結局4時を過ぎ、もう諦めモード。再びコンピュータを立ちあげバイク関係のネットをさまよい、朝5時、何となく明るくなったので出発することにした。オイラのX4は1万キロを超え、タイヤに若干不安が残るため、前日奥さんにお願いし、オイル交換も済ませたモンスター900で出発!しかし、慣れないバイク、うーん結局10分も走らない内におうちに逆戻り。やっぱ慣れ親しんだ愛車がベストタイヤの不安は安全運転で解消?できるし、、と言うわけでX4に乗り換え、再出発。朝5時30分の空気はまだまだ冷たかったが、すがすがしい朝のきれいな空気を一杯吸い込み走り出した。

まずは高遠桜見物
 ルートは今週月曜日にうちのクラブのツーリングで通ったルート。155バイパスを走り豊田市内より国道301号、県道39号経由で飯田街道(国道153号)へ。途中、朝御飯をコンビニでゲット、ワインディングを快調に飛ばし、遅い車はさくっと抜き、結構ハイペースで飯田に到着。飯田から高遠までは距離にして約70km。下道でも良かったが混むルートなので飯田インターから中央道を通り、伊奈インターへ。一旦給油し高遠城址公園のある高遠市へ。インターから20km、高遠城址公園手前から早くも花見の車で渋滞気味。でもこれもすり抜けでクリアー。これだからバイクは止められない!200台は抜いたと思うけどナア。てな訳で早出の効果もあり午前10時すぎ、第一目標地、高遠城址公園へ到着です。城内の駐車場はほとんど満車状態。しかも料金1000円前後。オイラはパーキング近くの広い道路に路上駐車を決め、いざ桜満開の公園内へ。さすが全国的に、特に関東方面ではかなり有名な桜の名所だけあり、ナンバーも練馬、品川の多いこと、多いこと。さらに名所だけあり何と見物料400円(桜のシーズンだけらしいです)まあ、これだけの桜を維持するのもお金がかかりますから、ここは気持ちよく払って、いざ公園内へ。おぉお!見事な桜!桜!!桜!!!見渡す限り桜です。規模で言うと亀城公園(実にローカル!)10倍位!(多分)はっきり言って全部見て回るのは至難の技です。と言うわけで何となくお腹がすいたので何か食べよう!そうだ折角だから地元にしかないお宝料理をゲットしよう!と言うわけで早速、捜索開始。するとありました!その名も「桜バーガー」うーんこれは引かれる!幟の上がる屋台を見て回る、、だけど存在は確認できない、、うーんどうしよう、でも食べてみたい!勇気を振り絞り、屋台のおっサンに聞いてみる

 
オイラ「あのぉ、桜バーガーってあります?」
 
おっさん「ああ、これ、今日はまだ無いよ。もうちょっとしたら来るけどね」
 
オイラ「あぁそうですかぁ。ところで桜バーガーって何がはいってるんです?」
 
おっさん「ああ、桜って馬のことだがやあ」(おっサンは名古屋の人ではありません。一部アレンジ)

そう、何でも
馬のお肉のハンバーガーだったのです。とても興味を引かれたんですが、何となく眠くなってきたし、折角だからそばも食べたいし、、そう、何より諏訪湖は近い!「おぎのや」の釜飯も喰いたいし。結局無くなく桜バーガーを諦め、かといってもうすることも無く、何せ一番の敗因は一人で桜の見物しても楽しくない!(やっぱ花見は皆とワイワイ)更に酔っぱらいのおじさんを見ていると羨ましくなって(結局飲めなきゃ面白くない)、、、飲むわけもいかず、ただただ桜をボーッと見ているとなんか、きれいなんだけど虚しく思え、、結局30分少々で退散したのでした。

杖突峠で大満足
 さて、高遠城址公園を後にし、国道152号線を北上、途中すれ違うバイクとピースサインを交わし、杖突峠(つえつきとうげ)へ。本来なら一気に諏訪まで上がり「おぎのや」へ直行しようと思ったのだが、杖突峠の駐車場にデーンと鎮座する「ハーレーFLH1340!しかもサイドカー付きフルオプション気味」を見たとたん思わず休憩。バイクを隣に止め、オーナーはいないかとしばらく待っていたが見あたらず、ふと見るとそば屋が!ここだ!ココに違いない。バイカーが好きそうなそば屋だ。と言うわけで早速そば屋へ。オーナーが居たら絶対声かけよう!固く誓い、期待と不安をを腹に(胸じゃないのか!)抱き、、、しかし、居るのはおばちゃんだけだった。悲しい。でも明るい声と共にお茶を持ってきてくれたお姉さんがチョーべっぴん!歳は30近いと思うんだけど、都会にはあまり居ない、何となくカントリー(田舎って言う意味じゃないよ)っぽい、素朴な美人、女優に例えると、うーん、、まあいいか、、、。とにかく美人のお姉さんに盛りそば750円を注文しお茶をすすりながら暫く窓からの景色に見とれる。ココのそば屋は展望そば屋と言ってもいいくらい全面ガラス張りで更に峠から突き出した感じで立っているのでホント絶景です。杖突峠最高です。暫くして盛りそばへいおまちっ!と言うわけでさっそく頂きまーす。うーん!うまい。しかもこのちぎれ具合はそば粉100%か、、、あまりの美味しさに言葉も出ず(というか一人でツーリングなんで話し相手がいない?)一気に食べてしまった。残ったつゆにそば湯を入れ、食後のティー?タイム。うんうん、おねえさんはきれい(くどい!)だし、景色はイイし、そばは美味しい。最高です。てな訳で、そばをすすってる途中例のハーレーのオーナーが現われぶーん!と行ってしまい、結局話ができず残念だったけど、まずまずのランチタイムでした。

更にランチタイム
 さて、杖突峠を下り、平地に降りればそこはもう
諏訪市。さっそく「おぎのや」へ。何回も行っているのであまり感動も無いが、桜のシーズンと言うこともありおじさん、おばさんのバスツアー軍団で前が見えないくらいの混雑ぶりを発揮!食べて行こうか(あんた、15分前にそば食べたんじゃないのか!)迷ったが、どうにもその雰囲気になじめず、お持ち帰りで我慢! さて、この「おぎのやの峠の釜飯」を知らない方のためにチョット説明。ここの釜飯は横川駅(長野のどっかだと思う)の駅弁として考案され、歴史は深く、味は最高!あんまり説明になっておりませんが(きちんと調べましょう!ホームページはこちら>>>GO!)、ココ諏訪湖の「おぎのや」はでっかい駐車場もあり観光バスがドーンと来て釜飯100個、、なんて言うすごい光景を見られる食堂?なのです。諏訪湖方面へ行ったなら絶対オススメ!しかも1050円(だったかな?)
 さて、タンクバックに釜飯を押し込み、
国道20号線を走り、県道16号諏訪市内を抜け、諏訪湖をぐるっと半周!途中いつも寄る「片倉館」(日帰り温泉!昭和初期のすごい建物が温泉になってます、オススメ!ホームページはこちら>>>GO!)で記念撮影だけ済ませ再び国道20号線へ、次なる予定地高ボッチスカイラインへ!岡谷市内塩尻峠を超え、高ボッチスカイラインの入口でがっかり!(冬期は通行止めです)あらら、、でもゲートが閉まってるわけでもなく、行けそうな気がしたんですが何せ寝ずに200km位走ってるもんだからもう脱力感絶好調!結局そのまま20号線を抜けるルートに変更、釜飯タイムに最高なロケーション(高ボッチの景色の良いとこで釜飯食べようと思ったのにぃ)を探していると、ありました道の駅信州蔦木宿!ここは芝生の公園が併設されてて最高のロケーション!さっそくバイクを止め、ささやかな、かつ、最高のランチタイム!これまた声も出ず(だから一人なんでしょ!アタリマエ!)一気に食べて後は寝るだけ、、。芝生でゴロンと寝ころびウトウト、、。1時間の仮眠となったのです。

白馬入り
 
頬を撫でる爽やかな信州の風に起こされ(メルヘンですなあ)一服!釜飯の片づけを済ませ、(と言っても容器をタンクバッグにしまうだけ。この釜飯の容器はマジ陶器でできてて1合ご飯がふっくら炊けます!ちゃんとこれもお土産です!)出発。塩尻を抜け県道48号ヘ入るつもりが間違って「日本アルプスサラダ街道」へ。ちなみにオイラの行きたかった道は「安曇広域農道」似てねぇ。まあそんなわけで間違えたんだけど、まあ標識見ればいいや、、、てな感じで地図には頼らず、若干迷いつつも無事目指す「安曇広域農道」へ。無事「堀金の道の駅」へ到着した。ここでコーヒーをすすりながら、夜の予定を、と思い番号案内で白馬五竜にあるバー「スタック」の電話番号を調べてもらう。ここは3月にボードで白馬に行ったときお世話になったバーでマスターが面白く、何でもダーツの達人、ビリヤードの達人でもあるようで、、また行きたくって、、ところが、調べてもらったけど、「届けありません」????だって。3月まではやってたんだし、、なんで?結局悩んだあげく、「まあ、行ってみりゃいいさ!」と決め、更に国道147号大町を抜け白馬へ。3月にはまだ雪が結構残ってたのに、さすが4月!スキー場の雪もてっぺんに若干残すのみ、木々の緑は春の訪れを確実に実感させてくれます。さて、白馬五竜のペンション街を抜け、「バー、スタック」へ。やってるんだろうか?バイクを止め、中をのぞき込んでいると子供が二人自転車でやってきて「こんにちわー」おぉ白馬の子供は愛想が良い、、「お店ってまだやってる?」オイラの質問にマスターの息子らしき子供が答えた。「おとーさん、もう朝から仕事行ってるよ。お店は土曜日までだったよぉ」なんと、今シーズンの営業はその前の週の土曜日までだと知り、一時、ボーゼン!白馬はシーズンが終わるとめっきり客足が途絶えるのでシーズンオフは休んで別の仕事したりするんです。うーん残念。(別の話ですがオイラのいきつけ、、と言っても年に2回ぐらいしか行けませんが、カナディアンクラブって言うお店が白馬のエコーランドにあったんだけど、結局閉店してしまったらしく、チョットがっかりなのです。カナディアンクラブのテツさん、もしこれ発見したらメール下さい!あの刈谷の小林です)ちょっと話がそれましたが、結局、夜のお楽しみもNGと言うわけで宿もスタックのマスターに紹介してもらおうと思ってたので、これもNG!仕方なく白馬駅前にある観光案内所にて「旅館あさひや」を紹介してもらい、午後5時30分、無事チェックイン!無理言ってご飯を用意して頂き、一人寂しい晩ご飯となったのでした。

大酒宴のはじまり!
 
あーあホントならスタックで今ごろ飲んでて、楽しい夜を過ごせるはずだったのに、、、小さなテレビのあるこじんまりとした食堂には50前後のおじさんとオイラ二人。しかもあまり興味の無い野球中継を見ながらのビール、、、うーんうまいと言えばうまい。でも何か足りない。そうだ出合いだ、会話だ。そう思ったところでおじさんが熱燗を注文!オイラもつられて熱燗を注文。一口目を飲みかけた時だった。おじさんがおもむろに話しかけてきた。嬉しかった。やっと話し相手が見つかった!でもそれは一説には悪夢とも言える夜のほんの始まりに過ぎなかったのです。  おじさんはどうやら単身赴任中らしく2連休が取れたのでココ白馬へ一人で来ているらしい。しかも昔にはCB750K、いわゆるドリームって言うんですか、あれに乗ってあちこちツーリングしてたそうで、、とにかく会話がとぎれない。こっちは客商売!酔っぱらいのおじさんなら任せとけ!状態。おじさんは何と地ビール工場を会社で任されているらしく、これまた同じ接客業。バイクの話にはじまり弾丸のような会話が繰り広げられ二合瓶が空になった瞬間おじさんが一つ提案した「近くに居酒屋があるって聞いたんですが、一緒に行きましょう」もちろんオイラには断る理由はなにも無く、5分後に玄関で、、と約束し部屋に戻った。うーん、出合いとは恐ろしい。時にいたずらな出合いもあるが、、、そして、きっちり5分後、おじさんとオイラは歩いて10分ほどの居酒屋へ入っていった。店の名前はその時は憶えていたが忘れた。なぜかというと飲みすぎたからだった。「とりあえずビール」と言う言葉に「やっぱビールはとりあえずなんですよ。メインにはなれない」とおじさん。あぁそうか。地ビール事業もやっぱ不況なんだ。仕事の話、バイクの話なんかで一通り盛り上がり、お酒を2人で四合飲んだ頃、またまたおじさんが提案した「もう一軒、行きましょう」これもまた断る理由も無かった。というか、おじさんのおごりだったので今度は自分が払おうと思ってたのもあった。ココまでは願ったり叶ったりだった。そんなわけでお店の人にタクシーを呼んでもらい運転手さんに聞いて美人(ココが重要)のお姉さんのいっぱい居るスナックを紹介していただいた。しかし、入ってびっくり。動物園だった。しかも入園料まで取る??まあ、とりあえずカウンターに陣取り、ビールを2本頂き飲み干した頃、更におじさんが次なる提案をしてきた。賢明な方ならもうおわかりですね。「もう一軒、行きましょう」そして、動物園を後にし、歩いていけるフィリピンパブを動物園園長サンに教えていただき10分後にはミラーボールが光る店内でソファーに腰を下ろし意味の判らない言葉をしゃべっていた。1時間1セットで1人5000円。あっと言う間だった。(楽しいときはすぐ過ぎる)そこでまたしてもおじさんが更なる提案を、、、「もう一軒、行きましょう」もうココまで来れば行ったもん勝ち!「よーし行きましょう」。2人はさらに歩いていける更なるフィリピンパブに向かった。この頃にはもう宿の場所は判らなくなっていた。そして怪しい階段を降り、厚さ10cmはあるんじゃないかと思われる扉を開け、またまたチンチラ張りのソファーに深く腰を沈めた。ここも1時間5000円!ココではブランデーをガブガブ飲み、まっすぐ歩くのがやっとだった。これまたすごい早さで時間が過ぎ、二人は店の外へ出た。そこでおじさんはだめ押しの提案をしてきた「ラーメン、行きましょう」オイラはさすがに迷った。でもココまできたら断るのはやっぱ失礼!「よーし、宿までにラーメン屋があったら行きましょう」チョットオーバーレブ気味のオイラは弱気な発言自信満々、超え高らかに答えた。しかし、ラーメン屋に巡り会うことなく宿に着いた。チョットほっとした。ふらつく足で二階の自分の部屋へ戻り、携帯目覚ましを朝8時にセットし3秒で爆睡した。何時か判らないけど、やっと1日が終わった。 (本日の走行距離332km、高速1100円、宿8525円、食費2151円、見物料400円、ガソリン2236円、ビールたくさん、日本酒4合、名前の判らないブランデー数杯)

4/19(木)

温泉に行こう
 
五分後に目が覚めた、というよりそれほど寝不足っぽかった。しかも昨夜のアルコールはオイラの平衡感覚を完全に麻痺させていた。食欲は30腹減りパーセント(100腹減りパーセントで完全に空腹)つまり食欲がない!だけど、昨日はご飯もロクにいただかず、おかずをつまみにビールとお酒を頂いただけだ。これで朝御飯食べなかったら失礼だと思い、無理やり食堂へ。でも、心配要らなかった。食べ始めれば胃が起き出し、結局ペロリと食べてしまった。けど、お茶は何杯も頂いた。ちなみにおじさんは私が食事している間は来なかった。昨日のお礼をしようと思ったのになかなか来ないので諦め出発準備に取りかかった。上から駐車場を見るとおじさんはまだ出発してないらしい。そんじゃあ、おじさんに置き手紙を、と思い、荷物を持ってフロントへ降りるとタイミング悪くその間に出発していた。なんという後味の悪いお分かれだ!後を追ったがこっちはバイクだし暖気だ荷物の積み込みだ、で時間がかかり結局会えなかった。ここでお礼「おじさん名前忘れちゃったけど昨日はごちそうさま」そう、18日の経費に飲み代が計上されていないことにお気づきか、、、。ぜーんぶ、おごっていただいたのです。うーん罪な人、、、。
 さて、
砂利の駐車場(チョット二日酔い気味のオイラには辛い。しかもフルロックに近いUターン!)を慎重に出て、とにかくコンビニへ駆け込んだ。とにかく水分とリゲインが欲しかった。大量の水分とリゲインを体内に流し込み本日のメイン!中房温泉へ向かった。中房温泉は穂高町の山間にある秘湯!そう、白馬まで来たのはこの温泉に入るためだったのです。決してフィリピンパブで豪遊するのが目的では無いのです。来た道を戻り例の安曇野広域農道をとおり中房温泉に入る山道へ。軽いワインディングをいくつも超え、そうそう、ココにはレッドバロンが経営する宿、カイザーベルグがありまして、ちょうど1年前の6月の初めに来たなあなんてチョット懐かしんで、コーナーを超えたら、、なんと!ゲートが閉まってるではありませんか!おいおい、また冬期閉鎖か?と思ったら道路の崩落!しかも「開通のめど、未定」うぉー!!!!!!せっかく白馬で飲んだ二日酔いが抜けると思ったのにぃ(不純な動機!)自分も倒れそうになりながら、これまた急な登り坂のこんな狭いところでUターンをしないと行けないなんて!!「じぇったい!たおすもんかあぁ、、」心に固く誓いフラフラしながら無事Uターン、悲しみの中、次の温泉(この際お酒が抜けるなら。近場でいいか、、)を目指す。そして、前から気になっていた温泉、堀金村の「ほりでーゆー四季の郷」へ。ココはコテージあり、キャンプ場あり、パターゴルフあり、更にホテルは宿泊もできると言う言わば総合リゾート施設状態。(ホームページはこちら>>>GO!)しかも入浴500円、サウナ、露天風呂なんかもありチョット嬉しい温泉です。さて、さっそくお風呂で昨日のアルコールを温泉に溶け込ませ?(実際どんどん、すっきりしてくるのが実感できる)休憩室で暫く体を休め、完全復活の兆し。こうなりゃ、お昼御飯だと先を急ぐ。

また来たぜ!頑固庵
三月に白馬へ行った時、帰りに寄ったそば屋がおいしかったのでまた探す。けど、先回はナビで検索し何も考えず走っていたのでどこか判らない。うーん堀金のどっかなんだけど、、、結局うろうろ探し回り近くに
王子製紙の工場があったのを思いだし、田んぼの向こうに大きな工場を発見。見事に探し当てたのです。まさにオイラにとってみれば掘金な気分(金を掘り当てた気分)。やっとの思いで「頑固庵」へ到着です。走りながら、やっぱ、そばは盛りに限る、、、なんて考え、前1枚で少なかったから今日は二枚にしようかなあ、何て考えていたのですがメニューを見て良いメニュー発見!その名も「天ざるそば1500円」うーん、普通っぽいですが、ココのそばはマジおいしく芸能人のサイン色紙なんかが飾ってあったりして、店はわりと新しいっぽいんですが、歴史ありそうな、、何と言ってもオーナー自ら作りましたっぽいソバチョコやセイロなんかが良い味出してまして、こちらもオススメです(いま、Yahooで検索しましたところ発見。ホームページはこちら>>>GO!何と言っても美味しいと美味しい空気、大自然に育まれた新鮮なそば粉を使い、ていねいに手打ちに、、美味しくないわけがありません。白馬へ行っておいしいそばが食べたいならば、、、絶対オススメです。てなわけで、頑固庵さんの宣伝みたいになってしまいましたがお腹も満足!再び走り出したのです。

ツーリングライダーの輪っ!
 とりあえず、
高速使って帰ろうか、下道通って帰ろうか、迷ったあげく、こんなに良い天気に高速で景色も見ずに走るなんてもったいない!という結論に達し一路国道19号を目指すべく県道293号を探したのでした。ところが、、、何を勘違いしたのか、気づけば298号!しかも近くには291.294と290台の県道が迷路のように現われる。右か左か?どっちに行ったらいいか見当付かない。結局30分以上迷いに迷って、やっとの思いで293号に。無事、洗馬に出られ、無事19号へ。ひたすら南下、途中、楢川の道の駅で休憩、大桑の道の駅で大福をゲット(ここの手作り栃の実大福は絶品です)休憩を済ませ道の駅を出るときに飛ばしているCB400につられ、中津川まで並走!信号待ちで話が盛り上がりしばらく信号待ち談義に花が咲く。なんでも普段はゼファーの1100に乗ってるらしく、ホントはCB750K(またしてもKネタ)が欲しいらしいんだけど、高くて、、、なんて話をしばらく。オイラはガス欠(追っかけ最中にブスブス、、あわててリザーブにしたんですがあっと言う間に置いてかれた!)もあり、お別れ。諦めガスチャージ、途中休憩中のCBさんに気づいたもののこちらは100キロ走行中!お互い手を振り合って挨拶をかわし、お別れ。40で免許を取得したと言うCBさん、しばらく楽しいライディング、ありがとうございました。

帰ってきたヨーン
 さて、ツーリングもいよいよ最終段階。瑞浪より県道20号を通り国道419号へ。豊田を抜け午後7時30分無事に帰宅したのでした。今回のツーリングは温泉関係はあまり充実できなかったですが、多くの出合いがあった思いで深いツーリングとなりました。(しかし、今回のレポートは大作だ!5時間くらいかかってしまった) (本日の走行距離294.2km、ガス代1113円、そば1500円、お土産など2250円)

おまけ:帰ってから奥さんを迎えに行って酒を飲んだら眠かったのに帰ったら寝れなかった。結局寝たのは深夜5時近かった。なんで〜?今だって朝8時。やっぱ壊れてるっぽい。