2003/10/6(Mon)〜10/11(Sat)
九州ツーリング

10/7 広島〜別府

高速にて九州へ向かう!〜ちょっと寄り道、秋吉台


 ライダーハウスの朝は早い!って言うか、まっつあん早起き!7時過ぎにはまっつあん特製目玉焼き&ごはん&みそ汁の朝食!頂きまして、出発。まっつあん今日もお休みだったので「一緒に行こうよ〜」とか言ってたのですが、「金ねぇ〜の!(お金がない)」との事で断念。また今度一緒に走ろうね〜

 松庵を出て給油、広島インターから高速に乗り一気に九州入りだ〜と思ったらすぐに「宮島PA」。宮島って言えば観光地!取りあえず止まってみることに。バイクを止めて展望台へ、んん?どこが宮島!?備え付けの望遠鏡をのぞくこと5分、遙か彼方の海にあの有名な宮島の鳥居が見えました。コレで一安心。一服済ませ出発です。山陽自動車道をひた走り、佐波川SAにてトイレ休憩、なにげに地図を見ていると、秋吉台が目に止まり、よっしーの「秋吉台は景色が良いんだよ〜」てな話をふと思いだし、急遽、秋吉台へ行くことに。山口JCTにて中国自動車道へ、美祢インターで高速を降り、一路秋吉台へ。気分爽快のカルストロードを走り抜け大正洞で折り返し、時間の関係もあったので秋芳洞は次回のお楽しみに…展望台でマッタリした後、給油、いよいよ念願の九州入りです。

 九州へは美祢インターからそのまま下関へ、ちょうど12時に下関、壇ノ浦PAに到着。関門橋を下から覗く気持ちの良いベンチで「フグの薩摩揚げ」と「まっつあんのお手製巨大まん丸おにぎり」を頂き軽い昼ご飯!「まっつあん、美味しかったよ〜サンキュー〜」

やっと九州入りだっ〜フェリーの予約

 そして関門橋を渡りいよいよ九州!門司インターで降りK25を通り新門司へ。取りあえず帰りのフェリーの予約を入れに港へ向かう。フェリーは「名門フェリー!!」。なんで名門かって?わかりません(爆)取りあえず申込用紙に記入し受付へ。すると受付のおねえさん

お姉さん「この日は旅客2等が満室です。その上の個室なら取れますけど…」
おいら「なにぃ〜何ですとぉ〜(しゅ〜ぢ風に)じゃあ、それでお願いします」

結局、3500円増しの液晶テレビ付き個室になってしまいました。えーん安いトコで良かったのにぃ〜 (涙)
そう、帰りの金曜日の夕方は土、日、月の三連休、しかも鈴鹿でF1が開催されるって事で、一杯だったのです。もっと早く予約すれば良かった〜。まあ、考え方によっては金曜日に直接行って「スイートしかありません」とか言われてかっきーと2人で「ごーぢゃす」な 船の旅ってのもある意味最悪なわけで、いや、かっきーがどう?じゃなくって、せっかくそれだけ高い金払うなら嫁さんと…とか思うわけで…、まあ、ソレはソレで良かったと言うことで…(と言いながら未練タラタラですね。3連休のばかぁ!)

別府へGO!

 まあ、無事に帰りの足も確保でき、一安心。ツーリングに戻ります。新門司からR10へ。自衛隊のジェット機の下、別府へと向かいます。流れの良い国道をひた走り、途中、道の駅豊前にて休憩、中津市へ。宇佐からR387へ入り10kmほど走りK42でR500へ。R500は宇佐方面から別府へ抜ける快走路で非常に走りやすく、ペースも上がる。途中、安心院から別府へ入るあたりで急激なワインディングへと変わり、かっきーは遙か彼方後ろへ消える。高原の牧場でしばし休憩、いよいよ別府へと向かう。別府に入りまず湯山温泉、その後、明礬温泉へ。そして「ここで地獄を見た!」って言っても温泉地獄ですが(汗)あまりの感動にバイクを止めしばし小休止。温泉卵と温泉蒸しプリンを頂き、時刻は4時を過ぎたあたり。阿蘇方面の南の空はどんより曇り、しばし計画を練り直し。本来なら今日中に「やまなみハイウェイ」を通り阿蘇のライダーハウスに泊まる予定だったのが、大幅に時間がずれ込み、しかも今から「やまなみハイウェイ」ってのも…天気も悪いし、うーん。結局今日は別府で泊まることに決定!そうとなれば目的は一つ、泥湯のある「別府温泉保養ランド」を目指します。

今夜のお宿、別府温泉保養ランドへ〜名湯「泥湯」祭り〜

 しばらく走ると「別府温泉保養ランド」に到着!バイクを止め、受付へ向かう。受付のおばちゃんに「今日2人なんですけど、泊まれますか?」と聞くと「食事も要るか?」と…1泊2食付き7500円、素泊まり7000円。もちろん、迷うことなく食事付き!ココは日帰り入浴だと1000円はかかるから結局、泊まって食事した方が安い!何ともナイスな結果となりました。取りあえず泊まるところも確保。一安心、一安心と言えばビール、とりあえず夕食が5時からと言うことで酒を買い出しに行くくらいの時間はありそうだ!そうと決まれば早速買い出しに…途中スーパーにて2枚1500円の薄手のトレーナーを買い込み(やっぱ寒かっちゃ)焼酎「黒霧島900mlパック」と缶チューハイ6本を買い込み、バックに詰めて宿に戻る。いやあ、この時ほどリアボックス良かったなって思った事ありません。入る入る、何でも入るぅ〜

 さて、部屋に入り、築30年とも40年とも思わせるレトロでボロい部屋にチト不安を感じつつも、取りあえずマッタリタイム!おっと、食事の時間だ、セニョリータ?早速、食堂へ向かう。食堂もレトロ、何十年も前から貼ってあったと思われる生ビールのポスターに吸い込まれるかのように「取りあえず生ビール!」食事は何とも得体の知れない天麩羅風な揚げ物とささやかな船盛り(爆)煮物、漬け物、ご飯は炊き立てで美味しかったですねえ。思わず3杯も食べちゃいました。

名湯「泥湯」祭り〜

 おなかも満足、食堂を後にし、念願の泥湯へGOです。部屋で浴衣に着替えて気分は温泉旅館(その通り)コレまた壊れそうなレトロな休憩室を過ぎ、脱衣場へ。期待高まる中、まずは普通の湯、「コロイド湯」へ。薄暗い湯船はお湯の汚れや湯ノ花を完全に隠し(爆)気持ちの良い湯です。ですが浴槽の下には砂が…まあ、仕方ないですな。なんせ掘っ建て小屋です。しかも泥湯もあるわけですし…「コロイド湯」を出て外の「打たせ湯」へ向かう。ここから混浴なんですね。でも女性の姿は見えません。その後「打たせ湯」の脇にある煙がモクモク立ち上がる小さな小屋へ。ココ「蒸し風呂」。いわゆるミストサウナっぽい建物です。ですがコレまた省エネか?電気がいっさい付いてません。真っ暗な中、手探りでイスを探す。だんだん目が慣れてきて、気づくと奥にも…以外に大きかったようです。恐るべし「別府温泉保養ランド!」完敗です。

 「蒸し風呂」を出て次に向かったのはその名も「水虫治療室」。高温の足湯です。コレで水虫も煮えたぎって死んでしまいます。(って違うか?)でも水虫の人たちがココで治療してると思うと移りそうで怖いですね。いわゆる逆療法?「水虫治療室」は程々に、メインの「泥湯」へ向かいます。一面、乳白色に見える「泥湯」にゆっくりと入ります。もちろん底は見えませんので手すりにしっかり掴まります。すると足の指の間からニュルッと泥が出てきます。そう、子供の頃に田んぼで遊んでた、あの頃を思い出します。「うわっー」とか言いつつ、どっぷり首までつかります。ちょうど泥の深さはくるぶしが浸かる程度。自然を生かした露天風呂なので場所によって深さが違うのですが、お尻で座れる程度の所を探して座ると「タマタマ」が埋まります(爆)これで自慢の稲荷もすべすべです(失礼)

 話が下に行ってしまいましたが、戻しましょう。この泥って言うのが凄くキメが細かく、シルクのような肌触りなのです。腕や足に塗るとすべすべになります。おっと、そうしていると若夫婦が入ってきました。そう、混浴なので一応マナー通り見て見ぬ振り(爆)をします。白骨の泡ノ湯もそうですが、女性をやたらジロジロ見る男、居ますがアホですな。混浴マナーは守りましょう!!!

 さて、話が脱線しがちですが、またまた戻します。泥湯は大きな湯船がもう一つありまして、今度はそちらにチャレンジです。前と同じくゆっくりと足を入れていきます。「おぉぉぉぉお〜こっちは暖かくて、おぉ深い〜!!」そう、こっちの泥は深いんです。深いところで膝下あたりまで泥に埋もれてしまいます。す、凄い…そう言えばココの温泉の説明に「ココは地獄とつながっております。地獄の中に居る事をお忘れにならないでください」みたいな事が書いてあったけど…まさにその通りですね。溺れた人、居そうな雰囲気です。そんな訳で泥湯を堪能し、またまた「コロイド湯」に戻り温泉を後にします。いやぁホント良いお湯です。別府へ行ったら是非試してみてください!

2人だけの宴会〜爆睡

 部屋に戻って100円をテレビに放り込み(今時、タイマー式のテレビも珍しいですな)焼酎で乾杯!まだまだ時間はたっぷりあります。なにせ、まだ夜8時です。8時なんて序の口。酒がどんどん減っていきます。気づくと900パックの焼酎は3/4を消費し、残りも少なくなってきました。バカ話で盛り上がり午後11時、眠さに負けて爆睡です。疲れた〜

ツーリングデータ 本日の走行距離 405km、

経費 19992円
 
交通費(高速、有料道路代) 1350円(広島〜美祢) 3450円(美祢〜下関)
 
ガソリン代 3185円(30.21リットル)
 
食費 200円(温泉卵) はんぺん200円
 
酒代 1500円(推定)
 
宿泊費 7350円(別府温泉保養ランド)
 
温泉 0円
 
お土産 0円
 
その他(コンビニなど) 1557円(トレーナー) 1200円(コンビニ)


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